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Scene10.キャベツ畑での再会
2007年 02月 19日
「お、お前はワラゲの盗賊の一人!」
「よく生きてたのだ……」 「そうだ、貴様等に倒された上に、西銀倒壊の冤罪を着せられ、 解散を余儀なくされた盗賊団の生き残りよ」 「でも自業自得やろ、今までの余罪があるねんから」 「捕まってとうぜんなの、がるる~」 「俺達が盗賊をやってたのはWarAgeだけでだ! Preで暴れる気なぞ無かったが、 貴様等がロクにWarAgeに出てこんから、誘き寄せる為にPre西銀を占拠しようと したに過ぎんというのに貴様等ときたら……」 「アッシも聞いたことあるッス。何でもギガースにドミニオンした莫迦が Preの西銀をぶっ壊したって話」 「あれはこいつ等の仕業だったナリか……」 「そりゃあ、兄サマも恨んで当然だわねン」 「解散を余儀なくされ、独りになった俺は、スキルを対人戦用に特化し、 WarAgeで仲間を集め、ゲリラ戦を重ねてきた。それらは全て、この日の為に!」 「兄ィ!」 「兄貴!」 「兄サマぁん!」 「(ぼそり)……兄者」 「ちょっと待て、私達に恨みがあるのは赤いのだけだろう?」 「そうだね。他の人達は私達も知らないし」 「何を言うッスか!?」 「兄貴の恨みは俺達全員の恨み!」 「それが仲間、いや義兄弟ってもんじゃあなくって?」 「……(こっくり)」 「野郎ども、行くぞ! 奴等を再起不能にするまで嬲り殺しにするんだ!」 『応ッ!』 「しゃらくさい、返り討ちにしてやる!」 「いくのだっ!」 「ワラゲの正義は!」 「私達にあるんやで!」 「がるるのるー!」 そして、戦いが始まった。
by DunkelFanG_Ez00
| 2007-02-19 00:21
| 【封印】MoE書き殴りSS・1
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